10/13 2022
M’ARIJUAN横浜元町店
中村です。
一会計、お渡しは当日1回限りにてお買い上げ頂いたBrand方のStickerを一枚、
プレゼントキャンペーンが始動致しました(^^♪
勿論オマケ程度のクオリティーでは無く、
クルマやバイク等の屋外にもお使い頂ける本格仕様のStickerとなりますし、
無くなり次第終了なので、
是非この機会に併せてご利用頂ければと思います(#^^#)
新作ITEM等をUPするメインアカウント、
日々更新しておりますっ!!
M’ARIJUAN 横浜元町店 店長 マルちゃんこと丸山一樹の、
スタイリング中心のNEW日常アカウントは此方っ!!!
↓
https://www.instagram.com/marijuan_kazuki_maruyama_/
https://marijuan.fashionstore.jp/
こういうご時世になってしまったので、特に遠方にお住まいの方は、
ご来店頂く事が難しいという方も多いかと思います。
そういう方の為に楽しみでいらっしゃるそこのお客様に、
身近にMARIJUANをお楽しみ頂きたいと、
スマートフォン向けネットショッピングアプリ
「BASE」にて、M’ARIJUAN ONLINE SHOPを併設しております。
是非併せてご利用いただければと思います。
はい、どうも皆様!!中村でございます。
昨日のBlogの最後にありましたように、私が馳せ参じましたよ。(笑)
毎度、毎度ここ横浜元町店で驚かされる事が一つあるのですが・・・
まぁ~Leather Itemが旅立つこと、旅立つこと。(爆笑)
昨日も一着、ORGUEILの名作Leather Itemが一つ旅立ったそうで。
(しかもKing of ORGUEILですよ、皆様)
横浜店に馳せ参じる度に、なんか数が減ってるな~と毎回思うのですよ。(笑)
諺にもありますように、類は友を呼ぶと言いますが、
Leather愛好家の方々が挙ってここに集まるのでしょうかね?
そんな、Leather Itemの横浜元町店Stock分も大変なことになっております故、
ご検討されているItemがございましたら、いち早くお問い合わせ下さいな。
はい、閑話休題。
さて、本日の横浜元町店Blogでございますが、
安定の丸山店長RequestのItemでございます。(笑)
今回は、ORGUEILから今季Debut致しました新作Outerとなります。
MotifになったOriginalも、比較的新しい年代のOuterでして、
とにかくSimpleな見た目の一重のOuterでして。(ん?)
それこそ、アメカジ界隈ではお馴染みの、
「あの定番Genre」に飽きてしまった方々にオススメでございます。(んん?)
ええ、ご想像の通りでございます。(・∀・)
それが此方☟
*横浜元町店では、Khakiのみのお取り扱いとなります。
昨日の表参道店Blogで有賀店長が書いていましたように、
ORGUEILでは珍しく、1980~90年代頃のBritish Army(イギリス陸軍)のHooded JacketをMotifとしています。
ちょっと前の秋冬でもHooded ParkaといったMilitary JacketをReleaseしていたのが、
記憶に新しいかと思われます。(そのときは、French ArmyのMotifだったかな?)
さて、Military Itemと言えば、性能を重視した「機能美」が持ち味。
今回のBritish Army Jacketもその「機能美」というのが、
Simpleながらも随所に垣間見えるJacketになっております。
アメカジ界隈で言えば、U.S MilitaryがMainですが、
ORGUEILのそれは、専らEuro MilitaryがMainでございますので、
他の人とは、Motifが被る事は少ないかと。(笑)
はい、ここまで書きましても、昨日の表参道店Blogの二番煎じ感がすごいので、
このItemの詳細の後に、「あるParts」の小話でもしようかな~と考えております。
それも踏まえまして、本日のBlogも最後まで、ご覧下さいませ。(・∀・)
ではでは、今回紹介するItemの詳細に入りますぞ~。
先ずは、このJacketに使われた生地から。
見るからにパンパンに詰まった綾織りの生地でございますね。(笑)
で、有賀店長も仰っていましたが、「実に厄介な名称」を冠した生地を使っております。
私も、「Chino Cloth」かと思ったのですが、昨日の表参道店Blogを見まして、
もしや「あの生地」か?と考えたのですが、一応有賀店長とORGUEIL Designer N氏に確認したところ、
それとも違う生地だよ!!との回答を頂きました。(爆笑)
じゃぁ、この生地って何なの?とお考えの方は、
是非是非店頭で答え合わせと行こうじゃありませんか。(大爆笑)
因みに、そのヒントは有賀店長Blogに記されていますので、
それを含めて、ご一考してみて下さいね。(^.^)
で、話を戻しますが、上記にありますように、綾織りの生地でございますので、
こちらも「経年変化」がお楽しみ頂けますので、ガンガン着倒しちゃいましょう!!
Hooded部分の縫製が独特でございますが、これにもきちんと考えられた造りとなっていまして、
大降りのChin Strapも、風を防ぐ以外にも、給水等の行為をし易くする為の構造となっております。
前立てはButton留め、更にその内側にはZipperが付属と、
風除けを主に考えられた2段構造の造りとなっております。
Buttonは、天然のNut Buttonと、Originalよりも見た目が大変よろしいSpecの素材でございます。
可動域を重視したRaglan Sleeve仕様が、実にMilitary Itemらしさが出ております。(笑)
それでいて、その縫製の造りというのも、BagのStrapとの擦れ合う事を想定して、
巻縫いになっているところも、機能美を感じさせます。(Work Wearですと、Double Stitch等が一般的)
それでいて、この部分がお洗濯を繰り返していけば、
パッカリングが出現する等と一石二鳥なところも嬉しいPointでございます。(笑)
胸Pocket
Waist Pocket
機能美と言えば、各所に配置されたPocketもそれに当てはまります。
全てにおいてFlap付きもそうですが、Pocket口の内側に補強布を施した2重構造でしたり、
胸Pocketで言えば、縁が内側に向くよう斜めになっていたり等と、
何かと使い易いかつ頑丈な仕様となっております。
それでいて、内側のDraw Codeも機能美の塊。(笑)
こちら有賀店長が仰っていた通り、このように片蝶結びをしておけば、
Waistの絞りが加えられる且つ、Draw Codeが裾から顔を覗かせる事は無いかと。
Cuffs周りはStrapを取り付け、手首の絞りを加える事が出来ます。
これに関しては、Military Jacket問わず、Work Jacketでしたり、
Hunting JacketやSports Jacketの類にも同じような仕様が存在します。
といった感じで、今回のItemの詳細についてのご説明は終わりとなります。
ここまでで、お腹一杯になっている方は、多いかと思いますが・・・
それでは、そんな「中村の小話」の始まり、始まり~。
先ずは、前置きから。(笑)
今日に至るまで、Vintageを含めた、世に出回るあらゆる衣服に取り付けられている、
「あるParts」が、今回の「中村の小話」の主題でございます。
こちらも衣服に取り付けられ始めてから、年月が経過するにつれて、
その構造は進化し続け、今日に於きましては、様々な衣服においての、
重要なPartsとして確立して参りました。
そのPartsというのが、これ☟
(以降は、Zipperと明記させて頂きます。)
今でこそ、当たり前に衣服や鞄等についていますが、
このZipperが誕生にしたことにより、その利便性から一気に波及していきました。
で、なんで今回Zipperに焦点を当てたかと言いますと、
昨日の表参道店の有賀店長のBlogでほんの少しだけ記されていました、
Zipperの呼び方の違いが事の発端でございます。
その時、私はふと思ったのですよ。
あまりにも身近にあるものですから、深く考えていなかったのですが、
よくよく考えてみたら、その呼び方やそれの起源でしたり生い立ちというのが、
全くもって知らなかったのですよ。
で、興味本位で調べてみたら・・・
ですので、かいつまんでとなりますが、本日のBlogにて、
そんな、Zipperの生い立ちを書いてみようかなと思い至った訳でございます。
ではでは、その起源から書いていきましょうか。
こと、このZipperというPartsを発明した偉大な人物というのが、
USA出身の発明家兼実業家であります、ウィットコム・L・ジャドソンとい人物。
諸説ございますが、そのお方の友人が「靴紐をイライラしながら結んでいたので、
それに代わる何かを造れないか?」というのが有名な説でございます。
(理由が、すんごい単純w)
当時流行っていた靴というのが、膝下までのといった凄まじく長いShaftの靴でした。
で、その時に開発されたZipperの原型というのが「Clasp-Locker」と呼ばれたモノで
ことZipperの起源というのは、衣服からではなく、当時の靴に由来したものだったのです。
(この「Clasp-Locker」の形状が凄いのですw)
そこから時を経て、1920年代にようやく衣服(ていうか作業着)にZipperが付くのです。
(Overallが最初だったはず)
はい、ここまでがZipperの起源と生い立ちでございます。(笑)
ではでは、お次は古い年代のZipperのDetaiを、
今回のArmy JacketのZipperを通して、ざっくりとご紹介。☟
今回使われたZipperのMotifとなった年代というのが、だいたい1940年代に存在したもの。
この時点で、古い年代と分かる要素2つがありまして、まず一つ目はPuller(引き手)の形状でして、
このように「扇型」もしくは「Bell型」等と呼ばれていまして、この形状も分厚いGloveを身に着けていても、
Zipperを開閉し易いように設計されていると言われています。
二つ目は、Zipperの留め具部分、こちらは通称「コの字留め」とも言われています。
通称の由来も、見た目そのままから採ったのではないかと。(笑)
はい、薄々と感じ取れると思いますが、この呼び名というのは、
古着屋さん達の間で命名された渾名みたいなものです。(爆笑)
それが巡り巡って、正式名称みたいな呼ばれ方となっていますが、
こういった呼ばれ方というのは、あってないようなものでございます。
はい、そのPullerの裏側も古い年代の仕様が分かる要素がありまして、
それが画像にあります儚げな突起部。(笑)
Sliderがしっかりと下に向いていれば、突起部分が溝にはまり、固定され、
Sliderを上に向けてあげれば、固定が解除されるというPin Lock Typeと呼ばれる部分でして、
この固定の構造というのが50年代まで続きます。(片ツメ式とも呼ばれています。)
で、この固定する仕組みが月日が流れれば、更なる進化を遂げて、
60~70年代に登場するAutomatic Typeに変貌するのです。
(D’ARTISANのチノパンに使われているZipperです)
最後に、Retainer Box(Slider真下の箱)の画像で締め括ろうかと。(笑)
こちらも所謂「アールデコ調」と言われる装飾が施されたていまして、
この装飾も40年代のモノに見られるDetailと言われています。
また、Insertion Pin(差し棒)が長ければ長い程、古い年代のZipperと言えます。
このInsertion Pinの長さがちょうと厄介でして、これがしっかりと奥まで嚙み合っていないと、
務歯と呼ばれる等間隔に並ぶ金属片がズレてしまい、最終的には務歯部分の破損に繋がりますので、
こういった仕様のモノは、しっかりと確認しながらPinをはめ込んでください。
(ハトメ・ジッパーってヤツも同じです)
皆様如何だったでしょうか?
いや~、Army Jacketの紹介から始まり、Zipperの生い立ちと、
横浜元町店Blog史上最長のBlog回と相成りました。(;・∀・)
自分で書いておいてなんですが、ここまでご覧になった方々は、スゴイと思いますよ。
(全然小話じゃなかった・・・)
ただ、これが100%正しいとは思わないように。
これにつきましては、私の主観も混ざっていますので、
もしかしたら、間違っている部分があるかもしれません。
どこか間違いに気づきましたら、中村に教えて頂けますと幸いでございます。
こんな感じに、洋服のアレコレを知っていれば、
ああ、このBrandは、あれをMotifにしているんだ~とか、
こういったところを注意していれば良いのか~といった、
多様な見方が現れ、洋服の楽しみ方の幅というのが、
また更に広がるかと思いますので、そういった視点で洋服を見ても宜しいかと。
あ、そうそう!!
(結局のところ、これがオチにwww)
此方も店頭に届いておりますっ!!
つきまして、台帳だけでは解りづらいなぁ、という方に、
各直営店にて一般の方向けの内見会(ご予約会)を下記日程にて予定しております。
という形の段取りとなっております。
今日はこの辺で。
それではまた明日も、M’ARIJUAN横浜元町店でお待ちしております。
大阪・表参道・横浜元町・倉敷、直営店は海外からのお客様向けに免税対応致します。
手続き等で少しお時間のかかる場合もございますので
ご理解・ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
STUDIO D’ARTISAN
is Tax free shop for travelers.
You can enjoy shopping by Tax free in
in Osaka and Tokyo and yokohama-motomati and kurashiki
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〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町4-161(Google Map)
OPEN/11:00~20:00
TEL 045-232-4610
MAIL yokohamamotomachi@dartisan.co.jp
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