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11/08 2024

「されどShirt」此れスゲェよ・・・(講義的内容あり)

M’ARIJUAN 表参道店

有賀です。

 

 

 

 

 

LET’S DO IT BASEBALLっ!!!

DSC_0002

STUDIO D’ARTISAN SPECIAL MODEL

D7569

DENIM GLOVE (INFIELDER TYPE)

COLOR : DENIM × LEATHER

MATERIAL : G9 DENIM , COW HIDE to OKAYAMA

OUNCE : 16oz

¥79,200 (税込)

 

 

 

DSC_0003

STUDIO D’ARTISAN SPECIAL MODEL

D7570

DENIM GLOVE (ALLROUND TYPE)

COLOR : DENIM × LEATHER

MATERIAL : G9 DENIM , COW HIDE to OKAYAMA

OUNCE : 16oz

¥79,200 (税込)

 

「D’ARTISAN」だから出来たITEMなのですよっ!!!

 

然も、お造りいただいているのが・・・

 

 

 

 

 

はい、おはこんばんちわでございます。

本日も引き続いての私の登場と相成っております故、此度も暫しのお付き合いをば。

 

 

 

 

 

さて、冒頭のお知らせ(?)にございます、

「D’ARTISAN SPECIAL MODEL」のBASEBALL GLOBE各種ですが、

先日、「ALLROUND TYPE」が旅立ちまして。

 

 

 

 

 

まぁ、店頭には「上記にまだ載せていない彼」も居たりするのですが。(笑)

もし、「ALLROUND TYPE」をお迷いでした方がいらっしゃいましたら、

恐らく、次回入荷分は来年1月頃になるかと思います。

何せ、ガチなお造りのHAND MADE故、次入荷まで日が空いてしまいます。

 

 

 

 

 

ご予約も 承っていたりしちゃうので、お気軽にご相談くださいな。

 

 

 

 

 

では、閑話休題。

 

 

 

 

 

本日は、ORGUEILからの新作Shirt君達のご登場。

昨日の当Blogに登場しました「OR-1116 Regular Fit Taylor Jeans(Baker Pants)」と、

時を同じくして、先月は10月の29日にNew Releaseとなりました「彼等」。

 

 

 

 

 

入荷時のBlog内にて、私が、

「続いてのBand Collar Shirtは、詳しいDetailの詳細を後日改めて記さないと、

 「その拘り」はお解りいただけないと思います。」

と記しました「彼等」でございます。

 

 

 

 

 

「彼等」、地味に凄いんです・・・

 

 

 

 

 

と、云う事でございますので(?)、本日は多少、画像が少しだけ多めでございます。

なので、Smart Phoneをお使いの方は、Wi-Fi環境下にてお読みくださいな。

そして、Titleにもあります様に、一部、講義的内容もあるので、

秋の夜長、Coffeeでも片手にどうぞ・・・

 

 

 

 

 

では、参りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

はい、ずぎゃどぎゃぁぁぁ~っずぅっばばばぁぁぁぁぁぁぁ~~っっんんんっ!!!!!!!

DSC_000328

COLOR : Beige Front Side Over View

 

DSC_0001

COLOR : Beige Rear Side Over View

 

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COLOR : Black Front Side Over View

ORGUEIL 2024A/W New Release

OR-5106

Grandad Shirt

COLOR : Beige , Black

MATERIAL : Linen 66% , Wool 34%

¥34,100 (税込)

 

 

 

はい、此方達♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

FrenchのVintage or Antiqueの、通称「Grandpa Shirt(Smock Shirt)」をMotifにお造りしたShirt君達です。

 

 

 

通常、膝丈まで着丈が長く、「Smock Shirt」と記載した様に「Pullover Shirt」である、

「Grandpa Shirt」またの名を「Farmer Shirt」を、使い易くRe Designしました。

 

 

 

その特徴的なPulloverと着丈を、前開きに変更、また、通常のShirtの着丈としています。

ですが、「Pullover Shirt(Smock Shirt)」独特の身幅はそのままに、かなり広く設計。

 

 

 

その為、一見するとOver Sizeで着用しているかの様な、大きさです。(笑)

袖丈さえ足りるならば、1 Size下げていただいてもOKですが、

私が購入するなら、更に1 Size上げるかもしれませんね。(爆)

 

 

 

「Grandpa Shirt」ってそんなモノです。(笑)

 

 

 

さて、唯の「Band Collar Shirt」、唯の「Grandpa ShirtをMotifとしたShirt」であるならば、

私が、「詳しいDetailの詳細を後日改めて記さないと、「その拘り」はお解りいただけないと思います。」

等と、記す訳が無いのは、当Blogを常日頃ご愛読いただいている皆様であれば、お解りなハズ・・・

 

 

 

そして、入荷時の当Blogにて、

「他のシャツには無い「このDetailはかなり大変」と云ったPoint」とか、

「ですが、「このWool混のLinen Fabricの素晴らしさ」は、もう画像ではお伝え出来ません。」

とも記しましたね。

覚えてますか・・・???

 

 

 

では、先ずは、何時もの様に生地感から。

上記にある、「このWool混のLinen Fabricの素晴らしさ」って処です。

 

 

 

DSC_0003

はい、やっぱり画像では伝わりません・・・(爆)

ですが、お解りいただける方には、上記の画像で伝わるかと・・・

「柔らかそうなのに、張りもありそう」な感じにフワッとしています。

 

 

 

Linen 66% Wool 34%を使用してお造りしているFabricなので、

Cottonは使用していないにも拘らず、「柔らかそうなのに、張りもありそう」です。

 

 

 

実際、かなりなDrape感なので、もう「プルンプルン」です。

振ってみると、実際に「ブルンブルン」って感じの振動を感じます。

(実際、波打ちます)

 

 

 

さて、此処でVintageにお詳しく無い方であれば、気になる方もいらっしゃるでは無いでしょうか???

「なんで、Woolが入っているとは云え、A/W SeasonのShirtでLinenがMainなの?」と・・・

 

はい、上記の方で「Vintage or Antique」と記した理由が此処です。

 

1930年代までの、FranceまたEurope諸国の冬のWork Wearや、

Shirtを含むUnder Wearでは、LinenやHemp等の「麻製品」はとても一般的でした。

(「Shirt」はその昔はUnder Wearでしたからね)

 

麻の繊維は、繊維内が中空のPipe状となっている為、

「寒い時は体温が籠り暖かい」「暑い時は熱が逃げ易く涼しい」と云った、

所謂、「Thermal効果」が働きます。

 

且つ、Cotton等の繊維よりも硬くて丈夫なので、長持ちする訳ですね。

 

そんな麻にWoolを混ぜたら、麻100%よりも熱が逃げ難くなるので、

より暖かい訳です。

 

ですが、そんな生地を造るのはとても大変です。

なので、「長持ち」がどれだけ大事な事かって事ですね。

 

昔は、よく我々が店頭でお伝えする様に、「丈夫な生地で仕立てて直し乍ら何十年と使う」文化です。

「破れたから買い替える」なんて思考すら、一般庶民にはあまり無い時代。

「破れたから直す」と自然と思考する時代。

 

だからこそ、当時のItemやFabricを現代に蘇らせるのは至難の業になるのです・・・

生地や縫製の全てが職人技の時代ですからね。

だからこそ、Vintage or Antiqueで現在まで存在するのですよ。

 

因みに、「Vintage or Antique」と記した理由は、後程、また顔を出します。(笑)

 

 

 

DSC_0004

LinenがMainなので、特有のNepもチラホラと見る事が出来ます。(笑)

はい、NepはCottonだけの専売特許では無いのですよ。(爆)

 

 

 

そして、この細かい織りが確認いただけるでしょうか???

Linen & Woolを用い、VintageやAntiqueの時代に様に、ここまで細かくぎっしりと織り上げるのも、

現代では職人技だったりしちゃうのですよ。

 

 

 

だからこそ、プルンプルン。

だからこそ、スゲェのです。(笑)

 

 

 

さて、では、此処からは、先日のBlogや先程も出てきました、

「記さないと、「その拘り」はお解りいただけないと思います。」

「他のシャツには無い「このDetailはかなり大変」と云ったPoint」

のDetailへと参りましょう。

 

 

 

DSC_0005

先ずはCollar廻り。

いや、Band Collar Shirtとしては、とても見慣れたCollar廻りだと思います。

 

 

 

が・・・「ある違和感」にお気付きでしょうか???

 

 

 

DSC_0008

はい、ひっくり返して、Rear SideのCollar廻りです。

お解りいただけますか???

Band Collarから、直接Gathersが伸びているのが・・・

Band Collarだけで、この細かいGathersを形成するのは、かなりなShirt職人さんの技です。

 

 

 

そして、上記の画像で、

「ん???って事は・・・」

ってなった方、貴方、凄い。(笑)

 

 

 

DSC_0007

はい、引きでの画像です。

Shirtではよく見る「Shoulder Yoke」「Back Yoke」がありませんね。

 

 

 

この仕様、よくぞ再現したモノです。

 

 

 

はい、更なる「Vintage or Antique」と記した理由ですよ。

 

 

 

1890~20年代の一部のGrandpa Shirtに偶に見られるDetailなのですが、

「Yokeを用い、肩後ろに細かいGathersを造る」技術は確立している年代なのに、

「Yokeを用いず、Band Collar(台襟)だけでGathersを造る」Shirtがあったんですね。

 

通常、Grandpa Shirt以外では、1900年代以前のかなり古いDress Shirtに見られるDetailなのですが、

貴族等が使う「Yokeを用いる必要が無いShirt」に使われるDetailだった記憶があります。

 

また、Grandpa Shirt(Farmer Shirt)と云った、「作業中のUnder WearとしてのShirt」にも、

極一部のRare Caseで見られる仕様です。

 

「Yokeが無い分、造るのは大変で、補強もされないけど、Gathersが上方にあるから肩が動き易い」

となる仕様なんですが、造るのはより大変なので、その分、当時もお値段が貼ったハズ・・・

 

 

 

この仕様・・よくぞ・・・よくぞ・・・

 

 

 

DSC_0009

続いて、Cuffsです。

はい、ここ最近のORGUEILのShirtではよく見られる様に、

Cuffsにも細かいGathersが造られ、且つ、CuffsからArmにかけて、フワッと広がります。

 

 

 

さてさて、この画像でも「ある違和感」があるのですが、

お気付き頂けているでしょうか???

 

 

 

DSC_0010

はい、答え。(ん?答えになっているのかな???・・・笑)

唐突にORGUEILの他のShirt(OR-5100)君にご登場を願いましたが、

お気付きですか???

 

 

 

通常のShirtのCuffs~Gauntlet(剣ボロ)は、OR-5100君の様になっています。

ですが、何やら・・・

 

 

 

DSC_0011

はい、更にUpにしてみました。

通常のGauntlet(剣ボロ)の様に複数のPartsを使わずに、

Pipingの様に、一つのPartsだけでGauntletが形成されています。

 

 

 

此れもまた、「Vintage or Antique」と記した理由の一つ。

 

1890~20年代のGrandpa Shirt(Farmer Shirt)に偶に見られる仕様です。

こうする事により、通常のGauntletよりも、より手首からの膨らみを作る事が出来るのですね。

そうすると、肩~肘~手首までの動きの制限が無くなる為、非常に動き易くなるのです。

因みに、やっぱり、通常よりも大変な工程なので、職人技となります。

 

 

 

この仕様も・・よくぞ・・・よくぞ・・・

 

 

 

DSC_0012

さて、最後に、やっとこの最後に、Buttonです。(笑)

使用しているのは、COLOR : BeigeにはWhite Pearl Shell(白蝶貝)で、

COLOR : Blackには、Abalone(鮑)が用いられています。

 

 

 

Abaloneは、当時でも高級素材なのであまり見かけませんが、

White Pearl Shellは、当時から一般的に使われていた様です。

因みに、私が所有する1900年代製のGrandpa ShirtにもWhite Pearl Shellが使われていました。

 

 

 

Button形状だけは現代的なDesignとなっていますが、

此れは、恐らく使用を見込んでの仕様なのでしょう・・・

 

 

 

さてさて、長くなりましたので、以上にしておきます。(笑)

 

 

 

入荷後、約一週間が経過しておりますが、順調に旅立っておりますね。

思ったよりも、「解る人には解る」様です。(笑)

 

 

 

私も欲しいんですがね・・・

 

 

 

ですが、 既に入荷済みとなっております故、

お電話やMail・各種SNSでのお取り置きのご依頼、ご要望はお断りさせて頂いております。

何卒ご理解ご容赦の程、宜しくお願い致します。

 

 

 

是非とも、この生地の極上のプルプル感と、各部の細か過ぎるDetailを、

ご自身で体感していただきたいです。

今のうちに・・・

 

 

 

と、云う事で、何卒、店頭にある内にお願いいたしますね。

 

 

 

 

 

如何でしたでしょうかね???

 

 

 

 

 

昨日と本日のBlogは、ちょいと長くなってしまいましたね。(汗)

ここまで辿り着かれたかた、お疲れ様でした。(笑)

まぁ、冒頭にも記載しました様に、秋の夜長、Coffeeでも片手に、

またはお酒でも片手に、お気軽にお読みいただければと・・・

 

 

 

 

 

 

ORGUEILは、「語らないと解り難いItem」が目白押しなので、

どうしても、長くなりがちです・・・

長くなっても誰が誉めてくれる訳でも無いのですがね。(爆)

 

 

 

 

 

ですが、

「語らないと解り難いItem」=「Vintage or Antiqueに見られる職人の時代のItem」

ともなりますので、何卒、これからもお付き合いいただければと。

 

 

 

 

 

「本日の彼等」も、よくぞまぁ、これだけの事が出来たものだと感心しきりで、

執筆しておりましたが、やっぱり、「良いモノは良い」です。

 

 

 

 

 

欲しいよぉ・・・

 

 

 

 

 

何卒、店頭にある内にお願いいたします・・・

 

 

 

 

 

では、いい加減にして、本日はコレにて。

有賀でした~。

 

 

 

 

 

それでは明日からの週末も、M’ARIJUAN 表参道店にてお待ちいたしておりますよ~。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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