10/23 2023
M’ARIJUAN 表参道店
有賀です。
D’ARTISAN or ORGUEILのどちらかをお買い上げ頂きました際に、
但し、数にかなりな限りがございますので、
お一人様に付き、1日1回のお会計時のみとさせて頂きます。
例えば、3 Itemを選んでから1 Item毎お会計されても、合計3回のお会計になりますが、
「お渡しできるのは、当日初回お会計時の1枚のみ」とさせて頂きます。
一度のお会計にて両Brandをお買い上げの方へは、
両BrandのStickerを一枚づつ差し上げます。
また、遠方にお住いの方々へは申し訳ございませんが、
M’ARIJUAN ONLINE SHOPでのお買い物は、当Campaignの対象外とさせて頂きます。
ですが、遠方にお住いの方は、各直営店へご連絡下さい。
また、追加のStickerの生産はございません。
各直営店にて、ご用意している枚数は異なります。
また、上記に記しました様に、かなり数に限りがございます。
何卒、ご用意がある内に、各直営店店頭までご来店をお願い致しますっ！！！
PRINTのDESIGNは、東京都を代表する草木「ソメイヨシノ」
PRINT COLORは、「江戸紫」をIMAGEしての「PURPLE」
PRINTの文字には、「漢字」でも「平仮名」でも無く「カタカナ」
緯糸をCHARCOAL COLORに染め、
日本製最初期の旧式力織機である通称「G3」で織り上げた 、
「ソメイヨシノ」の花をインディー&クリッパー両氏が引っ張っている、
「JEANS引っ張り」ならぬ「桜引っ張り」のPATCH DESIGN
PATCH中央に描かれたGOLDによる「15シューネン アニバーサリー」
「桜引っ張り」と、BACK POCKETのPIS NAMEを、
諸外国の方々がIMAGEする日本語である「カタカナ」を用い、
「江戸紫」をIMAGEしたPURPLEにて製作
BRAND ICONのSTITCH COLORは、
「ソメイヨシノ」をIMAGEしたPINKと、「東京ゆりかもめ」をIMAGEしたWHITEの2色。
上記の「M’ARIJUAN 15th ANNIVERSARY LIMITED SERIES」は、
ご希望のSIZEとご来店予定日をご連絡頂ければ、お取り置きさせて頂きます。
遠方にお住いの方は、MAIL or SNSのDIRECT MAILにてご連絡頂ければ、通販対応も可能ですよっ！！！
はい、おはこんばんちわでございます。
本日は何だか久しぶりの気がする私の登場と相成りますので、此度も暫しのお付き合いをば。
ココ最近、「ちいかわ」の世界観にハマりつつある私です・・・
何ですか？？？あのシュールで切ない世界観は？？？
先日のお休みの日、8chの朝のNEWS内で放映されているのを観て、ちょっと涙ぐみました・・・
これまでのお話しを観たくて堪りません・・・
お話しは変わって・・・
然し、すっかりと涼しくなりましたねぇ。
朝晩なんかは、JACKETが無いと肌寒いくらい。
油断したら風邪ひきそうです。(笑)
さて、本日は、そんな肌寒くなってきたここ最近の気候にモッテコイなJACKET君の再登場。
タイトルでお解りの方も多い事でしょう。
では、本日は長くなるので、もう早速参りましょう。
はい、ずぎゃどぎゃずばばばぁぁぁぁ～～～っっっんんんっっっ！！！！！！！！！！！！！！
FRONT SIDE OVER VIEW
REAR SIDE OVER VIEW
はい、此方♪
日本製最初期のMODELである古き良き「豊田自動織機製G3」のDENIM生地でお造りしたCOVER ALL君です。
はい、昨年S/S SEASON生産分から1年半以上・・・
様々な諸事情を乗り越え、やっとこ再入荷に漕ぎ付けました。(大汗)
ホントにお待たせ致しました。
このMODELのウリである「G3製DENIM」ですが、
「G3」自体がそもそも、旧式力織機の中でも更に時間も手間もかかる為、大量生産向きでは無く、
然も、その「織り」の種類にも拘って、「ダラシ織り」と云う製法を取ってしまっているが故に、
DENIM生地自体の必要反数を生産する時間が非常にかかる為、更に遅く・・・
(他にも遅れた理由があったんですが・・・)
ですが、その「ダラシ織り」にて生産したDENIM生地自体は、非常にVINTAGEのDENIM生地に近く、
私が所有している50’s VINTAGEの手触りとCOLOR FADEにそっくりな、凹凸感を生み出してくれます。
そのDENIM生地表面に現れる凹凸により、ザラザラとした実に荒々しい手触り同様、
COLOR FADE後に表れる「線落ち」が「線落ちとならず」、実に荒々しい「点落ち」へと変貌します。
さて、「そのダラシ織りとは何ぞや？？？」となる訳でしょうけども、
其方については店頭にて、じっくりゆっくり。
上手く文章に纏める事が出来ませんでした・・・(語彙力)
MOTIFは、40年代以前～初期までに見受けられる、「A LINE」の形状をしたCOVER ALLSです。
因みに、上記の「REAR SIDE OVER VIEW」の画像をご覧頂くと、
「脇下から伸びた縫製部」が「下部に行くにしたがって内側に来ている」のがお解り頂けるかと。
コレが「A LINE」を構成している大事な要素なのですが、後のCOVER ALLSでは見掛け無くなるPOINTです。
この「A LINE」のCOVER ALLSは、「A LINE」ってだけで、
「FRANCEのCOVER ALLS(CHORE JACKET)を基にしている」と解ります。
「ENGLANDのCOVER ALLS(DUNGAREES JACKET)は、A LINEでは無い」ので。
あっ、上記の文章は「MOTIFとしたU.S.A VINTAGEのCOVER ALLSが」って話しですよ。(笑)
「A LINE」になっている理由は、「屈む動作が飛躍的にし易くなる」からです。
ですが、縫製が大変なので、大戦中に消えてしまった形状となります。
さて、では既に長くなり出しておりますが、生地とMOTIFと形状のご説明が終わった処で、
久しぶりに「彼」の「更なる特徴的部位」のPREVIEWを行ってあげようかと。
って事で、先ずは此方の画像を・・・
はい、上から先日入荷しました「4586 HEAVY OUNCE DUCK JACKET」に始まり、
「SD-411 SD100 SERIES DENIM JACKET」と来てからの「D4506 G3 COVER ALLS」となる訳ですが・・・
「彼等」の中で、「D4506 G3 COVER ALLS」だけが、「他と違う部位がある」事にお気付きでしょうか？？？
以前の当BROGをお読みで無い、初見の方でお気付きになった方は、
余程のVINTAGE FREAKの方とお見受けします。(笑)
では、答え。(早い)
はい、此方の「COLLAR BAND(台襟)」です。
通常のCOVER ALLSは基より、DENIM JACKETでもお見受けしないPARTSなのですが、
30年代までのCOVER ALLSには「CHIN STRAP」が付いている事が多いので、その名残だったり、
更に以前のSACK COATのLAPELの様に風でバタつかない為だったり、
1st BUTTONまでちゃんと留めた時に、襟元が綺麗になる(見える)様にとか、様々な理由です。
(「CHIN STRAP」をご存知で無い方は、店頭にて)
ですが、更に良ぉぉぉ～く見てみると・・・
はい、この様に「COLLAR BAND」の端っこがバサバサになっております。
まるで、切りっぱなしの様・・・(笑)
にも見えますが、これ以上解れない様に、切っている部位を糸で括り、補修している様な見た目になってますね。
更に、両SIDEがこうなっている為、「CHIN STRAPを切った後と云った訳では無い」のが解ります。
はい、コレもまた、「MOTIFとしたCOVER ALLSがこうなっていたから」でお造りしている部位です。(笑)
「ちゃんと再現したら不可思議な部位になってしまったPARTS」の最上例です。(爆笑)
COLLAR BANDは、ちゃんと作るとなると、首の前後で幅が違う、ちょっとメンドクサイPARTSです。
更に、CHIN STRAP付きともなると、BUTTON HOLEが二つになる分、糸も使います。
そして、TAILOR MADEと違い、FACTORY製は大量生産が必要なので、
CHIN STRAPがある様な「COLLAR BAND単体のPARTS」だと生産工程が増えてしまいます。
そこで、「長い帯状のPARTSを作り、それを必要な首回りの長さにCUTして、この様な仕上げにした」と。
因みに、後のCOVER ALLSでは「生地の確保」と「生産工程の削減」故に無くなってしまう事になる、
このCOLLAR BANDですが、あった方が「COLLARの縫製が楽になる」PARTSでもあったりしたんですがね。
ほぼほぼ「大戦中の物資統制時」に無くなってしまいました。
では、続いて・・・
G3のDENIM生地を使用した定番JEANSである「SD-900 SERIES」と同じLEATHER PATCHが付いております。
そして、PATCH上には、HANGAR LOOPも付属。
さて、そのHANGAR LOOPや、画像左にも見えているのが、このG3 DENIM生地のSELVEDGEです。
ちょいとカワイイ「PINK耳」です。
此方が、「左右で使用用途が変わる」CHEST POCKETです。
ココもちょっとご説明が必要なのです。(笑)
画像左にあるRIGHT SIDE POCKETはFLAPが付いているので、鍵等のちょっと貴重な品を入れる所。
そして、問題は画像右のLEFT SIDE POCKETです。
SMART PHONEでご覧の方は、画像を大きく出来るでしょうか？？？
良ぉぉぉ～くご覧頂くと、POCKET外側(脇側)に青い糸のSTITCHが入っている事にお気付きになるかと。
その青い糸のSTITCHで、「細いPOCKET」が外側に付くようになるのですが、この「細いPOCKET」・・・
良く「PEN POCKET」と言われがちですが、違うのです。
「PEN POCKET」が「CHEST POCKETに付く場合」は、「MAIN POCKETの内側(BUTTON側)」になります。
じゃないと、PENを入れ難く出し辛いですからね。(実際に動作として動いてみると解りますよ)
じゃあコレは？？？
さて、答えの前に、「この細いPOCKETが付く事により、MAIN POCKET内の形状がL字型になる」訳です。
そうなると、見た目の大きさよりも小さいモノしか入らなくなりますね。
では、答え。
「MAIN POCKET」は、「POCKET WATCH(懐中時計)専用」になり、
「細いPOCKET」は、「WATCH CHAIN(懐中時計用の鎖)のCLIPを挟む箇所」となる訳です。
「MAIN POCKET内がL字型となる為、屈んでもPOCKET WATCHを紛失し難くなる」、
「出す時は、WATCH CHAINを引っ張る事で取り出せる」様にする為のPOCKETとなると。
因みに、COVER ALLSで「2nd BUTTONと3rd BUTTONの間」に、
「斜めに作られたBUTTON HOLE」があるのを見た事がある方も多いのではないでしょうか。
あの「斜めのBUTTON HOLE」も「WATCH CHAINのCLIP専用」でBUTTON用ではありません。
なので、「BUTTON HOLE」では無く「CHAIN HOLE」と言います。
更に、「そのCHAIN HOLEがついたCOVER ALLS」は、「RAIL ROADER JACKET」です。
機関車内で働く機関士さん用って事ですね。
POCKETのご説明だけで長くなりますねぇ～。(笑)
そして、上記の画像の左側、FLAPが付いたLIGHT SIDE POCKETの下にも、横に伸びる青い糸のSTITCHが。
此方は簡単です・・・
はい、この様に、内側に付くINNER POCKETのSTITCHなんですね。
COVER ALLSにINNER POCKETが付くのも、戦前と云った古い時代の特徴です。
後にやっぱり排除されてしまうDETAILとなります。
でも、あると無いのでは大違い、実用を考えると、非常に使い勝手が良いです。(笑)
さて、先程のPOCKET WATCH用LEFT SIDE POCKETの上には、
D’ARTISANのWORK WEARでも一部のITEMにしかつかない専用TAGが。
首後ろにLEATHER PATCHが付いているにも拘らず。(笑)
でも、この手のTAGって、私の様な「好きモノ」には堪らないハズです・・・
そして、お気付きでしょうか？？？
画像下に見えているPOCKETの角は、RIVETでは無く「BAR TUCK(閂抜き縫い)」仕様になっています。
このMODELのPOCKETの全てが「BAR TUCK」仕様です。
コレもMOTIFとしたCOVER ALLSがなっていたから・・・な部位です。
でも、他の部位の年代的に、あの「RIVETの特許中」では無いハズですから、
RIVETで、使っている道具に傷が付くのが嫌な方が使う様な職業用だったのでしょうか？？？
さてさて、WAISTの左右に付くMAIN POCKETは、大振りで簡素なHOME BASE型です。
もう、「THE CONTAINER」って感じ。
大雑把にLEATHER GLOBEとか入れたくなります。(笑)
スンゴイ因みに、後に「SQUARE TYPE(正方形)」となる事が多い、このMAIN POCKETですが、
「何故に縫製の大変なPENTAGON TYPE(五角形)なのか？？？」と聞かれる事があります。
様々な理由がある様ですが、この手のWORK JACKETの場合には、
「BISやSCREWやNUT(全てネジ系)等の細かいPARTSを入れた際、真ん中の下に集まり、取り出し易い」
からが、有力では無いかと考えます。
縫製が面倒でも「無くすと面倒で厄介な細かいモノ」全般に使えますから。
ですが、上記の「専用POCKET」の様に、後の時代背景や大量生産にて省かれてしまうんですね・・・
さて、最後にCUFFSですが、此方は「THE★COVER ALLS」ってCUFFSです。
U.S.AのCOVER ALLSは一様に、この手のCUFFSが多いですが、
コレは、「厚手のGLOVEをする職業の方が、COVER ALLSを使用する事が多かった」為のDETAILです。
「厚手のGLOVEをしたままでも、BUTTONが外し易く、腕を捲り易い」、また、
「CUFFS BUTTONを外せば、厚手のGLOVEの上から被せ易い」と云った理由から。
因みに、コレは、「A LINE」で出て来たFRENCHって云うよりも、ENGLANDに多いDETAILなんですね。
実に「移民の国」であるU.S.Aらしい、良いとこ取りって感じです。(笑)
さて、随分と長くなってしまいましたが、
今回の入荷分は、
昨年22 A/W SEASON分と、本年23 S/S SEASON分が一挙に再入荷っ！！！
と相成りましたので、多少は在庫に余裕があります。
お解りですね・・・
何せ「1年半以上振り」の再入荷となってしまったので、旅立ち方が異様なSPEEDとなっております。
なので、お待ちになられていて、未だご来店されておられない方は、何卒、お急ぎを・・・
そして、「本日の彼」も、今までのご多分に漏れず、
既に入荷しておりますので、
お電話やMail・各種SNSでのお取り置きのご依頼、ご要望はお断りさせて頂きます。
何卒ご理解ご容赦の程、宜しくお願い致します。
如何でしたでしょうかね？？？
いやぁ、ココまで辿り着いた方、お疲れ様でした。
さぞやお疲れになられた事でしょう。(笑)
さて、本日の「講義的内容」内にて、ご存知で無い単語や、良く解らない名称が出て来た事と思います。
(「CHORE JACKET」とか「DUNGAREES JACKET」とか「WATCH CHAIN」とかとか)
其方についてのご説明もしようかとも考えましたが、そりゃもう凄まじく長くなるので割愛しました。
店頭にてご質問頂ければ、一つ一つご回答しますので、お気軽に。
お時間を頂きますが・・・(HORROR)
新入荷が無ければ、最近入荷した、
陸軍准尉★中村氏が、
お楽しみに～。(爆笑)
では、流石にもう終わりますって事で、本日はコレにて。
有賀でした～。
まだまだ、ご来店の際は、自己判断でマスクの着用、入店時の手指の消毒にご協力頂き、
体調にご無理のない様、お気をつけてお越しくださいm(__)m
当店に来たら罹っちゃったなんてイヤですからね。
それでは明日も、M’ARIJUAN 表参道店にてお待ち致しておりますよ～。
スマートフォン向けネットショッピングアプリ、「BASE」にて、
M’ARIJUAN ONLINE SHOP開設致しましたっ！！
昨今のコロナ禍により、
M’ARIJUANに来店出来ないお客様方の為に開設した、当ONLINE SHOP。
お手持ちのスマートフォンから、ネットショッピングアプリ「BASE」をダウンロードして頂き、
アプリ内で上記のショップ名を検索して頂くと、
上記ロゴがトレードマークのショップページにアクセス出来ます。
(上記ロゴからも簡単アクセスができますよ)
↓↓↓↓下記からもアクセスできますっ！！↓↓↓↓
一人でも多くのM’ARIJUAN FANの方々に、
お買い物を楽しんで頂ければと思いますっ！！
ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませwww
大阪・表参道・横浜元町・倉敷、直営店は海外からのお客様向けに免税対応致します。
手続き等で少しお時間のかかる場合もございますので
ご理解・ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
STUDIO D’ARTISAN
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You can enjoy shopping by Tax free
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2024.12.24
M’ARIJUAN 表参道店 中村です。 LET’S DO IT BASEBALLっ！！！ STUDIO D’ARTISAN SPECIAL MODEL D7569 DENIM GLOVE (INFIELDER TYPE) COLOR : DENIM × LEATHER MATERIAL : G9 DENIM , COW HIDE to OKAYAMA OUNCE...
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