12/09 2022
M’ARIJUAN 表参道店
有賀です。
D’ARTISAN or ORGUEILのどちらかをお買い上げ頂きました際に、
但し、数にかなりな限りがございますので、
お一人様に付き、1日1回のお会計時のみとさせて頂きます。
例えば、3 Itemを選んでから1 Item毎お会計されても、合計3回のお会計になりますが、
「お渡しできるのは、当日初回お会計時の1枚のみ」とさせて頂きます。
一度のお会計にて両Brandをお買い上げの方へは、
両BrandのStickerを一枚づつ差し上げます。
また、遠方にお住いの方々へは申し訳ございませんが、
M’ARIJUAN ONLINE SHOPでのお買い物は、当Campaignの対象外とさせて頂きます。
ですが、遠方にお住いの方は、各直営店へご連絡下さい。
また、追加のStickerの生産はございません。
各直営店にて、ご用意している枚数は異なります。
また、上記に記しました様に、かなり数に限りがございます。
何卒、ご用意がある内に、各直営店店頭までご来店をお願い致しますっ!!!
スマートフォン向けネットショッピングアプリ、「BASE」にて、
M’ARIJUAN ONLINE SHOP開設致しましたっ!!
昨今のコロナ禍により、
M’ARIJUANに来店出来ないお客様方の為に開設した、当ONLINE SHOP。
お手持ちのスマートフォンから、ネットショッピングアプリ「BASE」をダウンロードして頂き、
アプリ内で上記のショップ名を検索して頂くと、
上記ロゴがトレードマークのショップページにアクセス出来ます。
(上記ロゴからも簡単アクセスができますよ)
↓↓↓↓下記からもアクセスできますっ!!↓↓↓↓
一人でも多くのM’ARIJUAN FANの方々に、
お買い物を楽しんで頂ければと思いますっ!!
ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませwww
はい、おはこんばんちわでございます。
本日も、私の出番と相成っている様ですので、暫しのお付き合いをば。
さて、本日は早速ですが、本題です。
はい、タイトル通り、ORGUEILからやっと、遅れに遅れ、
今22 A/W SeasonのNew Leather Jacketが、本日、入荷ですよっ!!!
そして、そのLeather Jacketは、知る人ぞ知る、有賀Specialなのですよっ!旦那様っ!!!
(タイトルの「然も」の部分です・・・笑)
では、参りましょう。
はい、ずぎゃどぎゃどどどぉぉぉぉぉ~~~っっんんんっっっ!!!!!!!!!!
Front Side
Rear Side
はい、此方。
私が所有しております、1930年代製のBelgium ArmyのMotorcycle部隊が使用していたVintageを基に、
「ここをこうして」だの「ここをあ~して」だのと、色々と我が儘を言って復刻して頂いたModelです。
「Belgium ArmyのMotorcycle部隊が使用していた」と記しましたが、
このJacketの出自は、1910~20年代には存在していたFrench Work Jacketです。
その当時のこのJacketのColorはBrown Colorでしたが、French ArmyのMotorcycle部隊が採用した際に、
Black Colorが誕生し、Nazisに攻められそうになっていた近隣友好国にも支給された逸話があります。
この辺りの詳しいお話しは、店頭にてお伝えしますが、「待てないよっ」って方は、
下記より、且つて、ORGUEIL公式Home Pageに登場した際のColumnをお読み下さい。
少しだけですが、触れていた様な気が・・・
ORGUEIL公式Home Pageより「THE VINTAGE VOL.01」
何だか、私の紹介文が、怖い程に褒められておりますが・・・(笑)
さて、実は此方の有賀SpecialのLeather Jacketですが、一度だけ、数年前にお造りした事があったりします。
その際には、Black Colorの上から、手塗でBrown Colorを施し、
Horse Hide自体も、2ヶ月漬け込みの2 mm厚の極厚Horse Hideを使用しておりましたので、
私が所有するモノとは、似て非なるモノでもありました。
そのModel自体も、結構、ご好評頂いたのですが、
その時に、私が妥協せざるを得なかった生産部位もあったりしました。(汗)
当時、私がご接客させて頂いたお客様方や、ご購入して頂きましたお客様方はご存知ですよね???
ですが、今回のModelは、以前のModelよりも「あ~だこ~だ」と言わせて頂きましたよ。(笑)
「あ~だこ~だ」言わせて頂いた一部の部位に至っては、
縫製の職人さんから、若干のクレームが入った様です。(爆)
先ず、Horse Hideは、敢えて、「OR-4035 Car Coat」と同じ、「Vintage Horse Hide」を使用。
これにより、Originalは茶芯では無いのに、敢えて、茶芯にしました。(爆笑)
ですが、「Vintage Horse Hide」を使用する事により、Originalの様な、Vintage感満載の経年変化も、
また、Horse Hide独特の経年変化も楽しめる様になっております。
そして、もっと「あ~だこ~だ」言った部位は、すんごいManiacな部位になるので、
特徴的部位と合わせて、画像にてそれぞれ、ご説明致しましょう。
と、云う事で、各部のUpへと参りますよ。(笑)
先ずは、特徴的な部位その①の、No Collarです。
非常にClassicで、Europeanな雰囲気満載ですね。
ですが、普通にShirtのCollarが覗いていても問題ありません。(笑)
続いて、特徴的な部位その②である、Double Breastです。
まるでP-Coatの様ですが、はい、その通り。
用途は全く一緒だったりします。(ここがご存知で無い方は、店頭でご質問下さい)
まぁ、強いて付け足すならば、Work Jacketなので、通常の合わせの使用によりButtonが破損した際に、
逆合わせにして暖を取っていたって事ですかね。
なのでこの様に、反対側の身頃にもButton Holeがちゃんと存在しております。
そして、この、「Button Hole」を良ぉ~くご覧下さい。
ちょっと変わったButton Holeですね。
はい、私の拘りPointその①である、角部の縫製方法です。(画像はPocket Flap裏です)
この「角に余分な分を集めて縫製する方法」は現在では中々行われる事の無い、昔の縫製方法です。
前回のModelの際に、Designer N氏が、私に言われずとも行ってくれたので、
「今回もっ!」と強く熱望しました。
このPocket Flap裏だけでなく、全ての角部がこの様に縫製されております。
特徴的な部位その③である、Cuffs部の形状です。
「OR-4002C Cossack Jacket」の様な、良く見る30年代のCuffs Designとは違い、装飾感一切無し。(笑)
然も、このCuffsを締めると、結構、手首周りが細くなります。
さて、ココでも、Button Holeの形状が不思議な形ですねぇ。(笑)
はい、私の拘りPointその②です。
Original同様の昔の縫製方法にて、全ての「Button Holeの表側」をこの様に縫製して頂きました。
ココは、前回Modelでは再現できなかった部位なので、非常に嬉しい処。(笑)
因みに、そのButton Holeの裏側はこの様になっております。
ココは、表側とは違いOriginalと違うのですが、表側同様、昔の縫製方法なのです。
そして、このButton Holeですが、最初はかなり硬いです。(笑)
中々、Buttonが収まってくれない程に硬いので、最初に少し揉んで柔らかくしちゃった方が良いかと・・・
使用していると、不思議とその硬さが変化し、Buttonが収まりますのでね。
さて、使用しているButtonは全て、Originalと同様のWater Buffalo Horn Button(水牛角)となります。
そして、私の拘りPointその③で、全てのWater Buffalo Horn Buttonは、
「Blackなんだけど、角の芯のBrownが敢えて残っている所」を使用しております。
言ってしまえば、そこまで綺麗なButtonでは無いのですが、Originalに倣って、敢えてですよ。(笑)
はい、ココも私の拘りPointその④の、Originalには付いていないSupport Button(力ボタン)です。
敢えて指定して、前Modelにも付けて頂いていたのですが、
ココが職人さんからクレームを頂いた箇所でもあります。(汗)
Designer N氏曰く、相当、苦労してButtonを付けて頂いた様です・・・
コレは、私がOriginalを使用していた時に実際にあった出来事ですが、
OriginalにはSupport Buttonが無い為、Buttonが引っ張られる力に負け、糸毎すっぽ抜けてしまった事が・・・
その後、苦労して自分でButtonを付け直したのですが、
そもそもSupport Buttonがあれば、そんな事にはならなかったのです。(爆笑)
まぁ、90年程以前のVintageで、然も、軍モノですから付いていなくて当たり前なのですがね。(笑)
右前身頃裏には、Inner Pocketが付属しております。
このPocket自体は、Originalにも付いているのですが、
Pocketを留めるButtonとLeather Hookは、Originalには付属しておりません。
Designer N氏の優しさとオサレ心です。(爆笑)
さて、此方は、特徴的部位その④であり、私の拘りPointその⑤でもある、Cinch Back Coverです。
実は、このCinch Back自体が、特徴的部位その⑤でもあるのです。
通常のCinch Backとは違い、Belt自体は、左右の脇下まで伸びているのですが、
稼働部位は、その半分位の距離しかありません。(笑)
そして、Cinch BackのBuckleによるOver Coat(Motorcycle Coat)への破損予防として、
Cinch Back Coverが付いているのですが、Bodyと全く同じ革を使用してます。
Maniacすぎる箇所ですが、そして、前回Modelでも付けて貰ったのですが、
このJacketには必須とも言えるのが、このCoverなんですよ。(笑)
そして、茶芯なのが解り易い程にお解り頂けますね。
さて、そのCoverを外すと、この様な、簡素なBuckleがお目見えします。(笑)
はい、軍用なのでWater Buffalo Horn Button同様、これ位、簡素な方が雰囲気増し増しです。
勿論Originalは、昔の針のBuckleですが、現在では針のモノはお勧めできないので・・・
さて、長くなっておりますが、各部のUpは以上です。
さてさて、そして、本日入荷したばかりなのですが、実は・・・
(来週中には入荷予定ですが・・・)
なので、店頭には、Size36 , 40~44までが入荷しております。
そして、嬉しい事に、事前のご予約により、そこまで豊富な在庫数ではありません・・・
有賀Specialなので、ココ表参道店には豊富に揃えようとしていたのですが・・・
因みに、
Originalが、Vintageとしては珍しい程にそうなっていた為、今回のModelはTightめにして頂きました。
はい、私の拘りPointその⑥です。
(前回ModelはTightではありませんでしたのでね・・・)
なので、1 Size Up位を目安にして頂いて、ご試着してみて下さいな。
如何でしたでしょうかね???
本日、やっと入荷しました有賀Specialをお届けしましたが、
流石に、今回を最後にしようかなと思っております。(笑)
そんなに造り続ける様なModelでもありませんしねぇ・・・
ニッチ過ぎます・・・(爆笑)
その、唯でさえニッチなJacketに、更にニッチな拘りを詰め込んでみましたので、
流石に、次回生産は無いんじゃないかと・・・
まぁ、世界的に不思議な人気を頂いたら解りませんが、まぁ、なんせニッチなJacketですので・・・
(因みに、Vintage界隈で人気な「Corbusier Jacket(コルビジェ・ジャケット)」は、
今回のModelのMotifの基となったFrench Work Jacketが、時代と共に変わった名称だったりするので、
同じモノでは無かったりします・・・)
私的拘りを久しぶりに爆発させたLeather Jacketですので、
店頭にあるうちにお求め頂けたら、飛び上がる程に嬉しくなっちゃいます。(笑)
そして、OriginalのVintageは、表参道店に置いてますので、ご覧になりたい方は、お気軽に。
何卒、店頭にあるうちにお願い致します。
では、本日はコレにて。
有賀でした~。
まだまだ、ご来店の際は、マスクの着用、入店時の手指の消毒にご協力頂き、
体調にご無理のない様、お気をつけてお越しくださいm(__)m
それでは明日も、M’ARIJUAN 表参道店にてお待ち致しておりますよ~。
大阪・表参道・横浜元町・倉敷、直営店は海外からのお客様向けに免税対応致します。
手続き等で少しお時間のかかる場合もございますので
ご理解・ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
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