11/02 2021
ステュディオ・ダ・ルチザン恵比寿店
有賀です。
このご時世ですので、是非是非ご活用くださいませm(__)m。
この度、スマートフォン向けネットショッピングアプリ、「BASE」にて、
M’ARIJUAN ONLINE SHOPをオープン致しました。
お手持ちのスマートフォンから、ネットショッピングアプリ
「BASE」をダウンロードして頂き、アプリ内で上記のショップ名を
検索して頂くと、上記ロゴがトレードマークのショップページにアクセス出来ます。
はい、本日も良いお天気の恵比寿界隈です。
ちょっと空気が冷たく感じているのは私だけでしょうか???
その為か、Seasonだからか、街行く人々にLeather Jacketを着ている方が増えてきましたね。
私もそろそろ着だそうかしら???
では、本日の本題へと参りましょう。
本日の内容は、タイトルとサムネ画像で最早お解りでしょう。
先日入荷致しました、ORGUEILの新作君達を深掘りです。(笑)
因みに、本日の当BLOGは長くなりますので・・・(汗)
なんせ、調子に乗って撮りまくっていたら、過去一の画像数になりましたからね・・・(爆笑)
そして、この処多い「A」君と「B」君を交互にご覧頂きますよ。
では、参りますよ。
はい、ずずずずどどっどどど~んっ!!!!!!!!!!!
OR-4205A
Moleskin Jacket
COLOR:Black
MATERIAL : Cotton 100%
¥52,800 (税込)
はい、先ずは此方の「A」君から。
ORGUEILお得意の、French Work Wearを代表するSack JacketをBlackのMoleskin生地にてお造りしました此方。
因みにBlackのMoleskin生地は、AntiqueやVintageのFrench Work Wearでは定番です。
定番が故、良い状態のモノが見つかり難く、人気なのでちょっとしたRareモノ扱いです。(笑)
OR-4205B
Harris Tweed Jacket
COLOR:Black
MATERIAL : Wool 100%
¥85,800 (税込)
続いて此方の「B」君です。
形状は「A」君と同じSack Jacketですが、EnglandはScotlandにて生産されているので有名な、
「Harris Tweed」を使用しているので、何とはなしにEngland風味も感じる逸品。(笑)
因みに、「Harris Tweed」でBlackってちょっと珍しいです。
さて、ちょいと講義的内容をば。(笑)
現在のORGUEILでは解り易く「Sack Jacket」と名称を付けておりますが、
この手のItemは正しくは「Sack Coat」となります。(ORGUEILも初期には「Sack Coat」でJacketを造ってました)
店頭にてこのお話しをすると「Jacketなのに何でCoatなんですか?」とご質問を頂きますが、
「Coat」は「一番上に羽織るモノ」なので、着丈が長くなくとも、Jacket形状でも「Coat」なのです。
所謂、着丈の長い「Coat」は正しくは「Over Coat」になるのですが、省略されてしまった訳ですね。(笑)
「Sack Coat」は1860年代頃に一般的に普及します。
それが転じて行って、現代のSuitのJacketとなる訳ですね。
では、上記を踏まえて、ここから両者の各部をご覧頂きましょう。
4つButtonなので、両者ともに首元は狭めです。
然し、Elegantですね。(笑)
因みに、Englandや古いAmericaでの「Sack Coat」の正しい着方は、胸のButton一つをだけ閉めるんですよ。
4つButtonと共に「これぞっ!」的Detailな裾のRound形状。
これは、元々Work Wearなので腰を屈み易くしたのと、馬に乗った時に自然と開く様にですね。
然し、ココもElegantです。(笑)
ココも特徴的Detailですかね?
右身頃のMain Pocket上にあるCigar Pocketです。
これが後年になると「Cigar(葉巻)」から「Cigaret(タバコ)」になるのですが、余談過ぎる内容なので店頭にて。(笑)
今回も勿論、内生地は「台場仕立て」になっております。
この曲線を一筆縫いで仕上げているのは、やっぱり凄いです。
そして、胸元のInner Pocket口にORGUEILのName Tagが付いておりますね。
更に、外側にもあったCigar Pocketが内側にもあります。
非常に手が込んだ仕様のPocketですが、何故、内にも外にもあるのでしょうか?(答えは店頭にて・・・笑)
そして、外側にも内側とは違うORGUEILのName Tagが・・・
このName Tagは、隠れている奥の方に迄、ちゃんとDesignが施されているのです。
更に、このName Tagは外側の何処に付いているのでしょうか???
敢えて、ココでは公開しないので、店頭にて探してみて下さい。(大体解りますかね・・・笑)
はい、まだ終わりではございません。(笑)
ココからは、相棒である「Gilet」君達の登場です。
はい、ずずずどどっどどど~んっ!!!!!!!!!!!
OR-4215A
Moleskin Gilet
COLOR:Black
MATERIAL : Cotton 100%
¥37,400 (税込)
はい、先ずはGiletの「A」君から。
Sack Jacket同様にBlackのMoleskinにてお造りしております。
Moleskinの光沢と内生地のWhiteが相まって、何だかDress寄りのGiletの様にも見えてしまいますね。(笑)
OR-4215B
Harris Tweed Gilet
COLOR:Black
MATERIAL : Wool 100%
¥53,900 (税込)
続いて、此方の「B」君です。
此方はHarris TweedのWool感と相まって、キレイ目なのに牧歌的な印象も少しありますね。
まぁ、牧場でTweed生地のGiletを着ていた人たちはBlackは着ないのですがね・・・(笑)
さて、此方も少し講義的内容を書きますか。
「Gilet」と記しておりますが、コレはFrench(仏語)です。
British English(英語)では「Waist Coat」で、American English(米英語)ではお馴染みの「Vest」になります。
日本語だと「チョッキ」ですが、現代ではあまり使いませんね。(ちゃんと語源もあるんですがね・・・笑)
さて、昔のWorker(肉体労働者)の間でも、Giletは必需品の一つでした。
そう、JeansやDenim Jacket等が普及する前のWork Wearは、現代で言うTailor Madeの3 Pieceだったんですよ。
(Trousersだけ違う場合も多くありましたが・・・)
詳しく書くとちょっと長くなるので割愛しますが、Giletは決して暖を取る為やPocketが欲しかったからでは無く、
着ている事が「礼儀」の一つだったのですね。
面白いです。
では、そんな「彼等」も少しだけ各部のUPをして参りましょう。
「彼等」は5つButtonなので、やっぱり少し狭めな首元です。
しっかりとLapelも付いております。
Lapel付きのGiletってだけでClassicな印象ですね。
因みにこの「Lapel付き」が上記の「礼儀」のヒントだったりします。(笑)
相棒のSack Jacketよりかは鋭角的な裾の形状ですが、良ぉぉ~くご覧頂くと、
Last Button辺りからRound形状をしておりますね。
その為、Last Buttonは留めなくて良いですよ。(笑)
然し、これまた大変な縫製技術です。
先程の画像でチラッと見えておりましたが、左Pocket口には「あのName Tag」が付いておりますよ。
そして、このGilet君達には、通常のName Tagが無いんですね。
Designer N氏の遊び心でしょうか。(笑)
Back SideのWaist部には勿論、Back Cinchが付属です。
今回のGilet君達のBack CinchのBuckleは、何時ものTypeでは無く、ORGUEILで偶にみかけるBuckleですね。
このBuckleでも、両者ともに生地自体に厚みがあるので、突っ張ってもズレ難い筈です。(笑)
さて、此方が、Sack Jacket & Giletの「A」君達に使われているButtonです。
生地の雰囲気に合わせて、刻印入りのMetal Buttonですよ。
剛健だけどもChicな感じ。(笑)
変わって此方が、Sack Jacket & Giletの「B」君達に使用しているButtonです。
此方は、Water Buffalo Horn(水牛の角)の黒い部位のみを使用した贅沢品。(笑)
やっぱり、Tweedの牧歌的な雰囲気とも合っておりますね。
そして、此方はSack Jacket & Giletの「A」君達に使われているMoleskin生地の生地感です。
んん~・・・UP過ぎて良く解らないですねぇ・・・(笑)
上記迄の各部のUP画像の方が、BlackのMoleskin特有の光沢が解りますね。
やっぱり変わって此方が、Sack Jacket & Giletの「B」君達に使用している「Harris Tweed」の生地感。
此方は非常に解り易い。(笑)
今回のHarris Tweed生地は、Tweedを形成しているHerringboneの経糸にBlackと撚り杢の2色を、
緯糸にBlackのみを使用しているので、所々に撚り杢毛糸の薄いGray(White?)が顔を覗かせており、
Blackと相まって、牧歌的だけどChicな非常に良い雰囲気のTweed生地になっております。
さて、此方はSack Jacket & Giletの「B」君達にのみ付いている「Harris Tweed Tag」です。
信頼の証し的なヤツですね。(笑)
因みに「Harris Tweed」って会社では無いですからね。
さて、では、久しぶりの着用画像です。
OR-4205A & OR-4215A 着用Size 38
先ずは「A」君達から。
Work Wearなので、敢えてShirtでは無くHenry NeckのCut Sewにしました。(笑)
然し、カッコ良いですね・・・
使い込んで生地にもっと光沢が出たら、そりゃもう凄い良さそうです。
BlackのHatにしたらハシディズム派の方達の様・・・好きなんですよねあの方達・・・
OR-4205B & OR-4215B 着用Size 40
続いては「B」君達です。
何だか、荷馬車を引いてそうな雰囲気になりましたね。(笑)
「牧歌的」と記して参りましたが、こうやって見ると「都会的」でもあります。
って事は、Fashionを問わないって事ですから、如何様にでも使えるって事です。(笑)
敢えてSize 40にしてみましたが、この辺はお好みでお選び頂いて良さそうです。
では、各Sack Jacketを脱いでみました。
OR-4215A 着用Size 38
Giletだけでも、InnerがCut Sewでも、こんなにElegantです。(笑)
Blackで、光沢があって、キレイ目に見えても、こうやってDress Down的に着用して頂いてOKですのでね。
「GiletだからInnerはShirtじゃなきゃいけない」なんてルールは、昔からBusiness Suitのみですので。
昔のWorkerは、こう云ったGiletの中にSweaterとかも使ってましたし。(私も良くやります)
OR-4215B 着用Size 40
Sack Jacketを脱ぐと、やはり牧歌的でもありますね。(Innerのせいかな???)
個人的には、Flannel Shirtとかにも合わせて頂きたいですね。
Leather JacketのInnerでもカッコ良さそうですねぇ。(涎)
パリッとしたWhite Shirtじゃない方が良さげです。(笑)
さて、では、Trousersへと・・・
流石にかなり長くなってしまったので・・・
それとですね、Trousersなのですが、当店には限られたSizeしかございません・・・
既に私のSizeが無いので、着用出来ませんでした。(汗)
なので、本日はSack Jacket & Giletのみのご案内だったのですよ。
「えっ?!Trousersも欲しいよっ!!」って嬉しい事を仰っていただける方は、ご来店前にご連絡をお願いします。
Sizeによってはご用意可能かもしれませんのでね。
如何でしたでしょうかね???
久しぶりに長くなってしまいましたが、ここ迄お読み頂きありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。(笑)
本当はもっと講義的内容を挟みたかったのですが、何分、何日分になってしまう事やらと諦めました。
なので、ご不明点や疑問等ございましたら店頭にてお気軽にお尋ね下さいね。
そして、「本日の彼等」は在庫数が非常に少ないItemばかりですので、
本日も合言葉をお伝えしておきます。
そうそう。
皆様挙ってご来店下さいね。(笑)
それと、大事な事なので、本日もお伝えしますね。
と、云う事で、緊急事態宣言は明けましたが、
ご来店の際は、まだまだ、ご来店時のマスクや消毒を徹底して頂き、
道中、くれぐれもご用心して、ご来店下さいね。
何卒、ご協力をお願い致します。
それでは明日の祝日も、ステュディオ・ダ・ルチザン恵比寿店にてお待ちしておりますよ。
OR-4002C
Cossack Jacket
COLOR:Black
MATERIAL : Horse Hide
¥170,500 (税込)
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