03/08 2021
ステュディオ・ダ・ルチザン恵比寿店
有賀です。
1月8日に発表されました、コロナウィルス対策による、緊急事態宣言発令及び、
更なる感染拡大、及び、拡散防止の観点から、また、お客様やスタッフの安全確保の為、
また、
重ね重ね、お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、
何卒ご理解、ご了承の程宜しくお願い致します。
このご時世ですので、是非是非ご活用くださいませm(__)m。
この度、スマートフォン向けネットショッピングアプリ、「BASE」にて、
M’ARIJUAN ONLINE SHOPをオープン致しました。
お手持ちのスマートフォンから、ネットショッピングアプリ
「BASE」をダウンロードして頂き、アプリ内で上記のショップ名を
検索して頂くと、上記ロゴがトレードマークのショップページにアクセス出来ます。
↓↓↓↓下記アドレスからもアクセスできますよっ!!↓↓↓↓
はい、本日は寒雨な恵比寿界隈です。
もう、寒すぎです・・・(笑)
今年は暖冬とはいえ、寒いものは寒いですね。
完全に、着てくるモノ間違えました。(笑)
さて、本来であれば本日から通常営業に戻る処が、緊急事態宣言の延長に伴い、
18:00迄の時短営業も延長となってしまいました・・・(汗)
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
では、本日の本題です。
皆様、一昨日の6日のBLOGはご覧頂いておりますでしょうか?
(まだの方は此方→3月6日恵比寿店BLOG「再入荷と新入荷っ!2っ!!!」)
此方のBLOG内にて、
「なんでこういう風になってるのっ?!?!」ってお声が聞こえてきそうですので、
此方は両Color共、合わせて月曜日にでもBLOGに書こうかなと考えておりますよ。
(きっと長くなりますが・・・)
と書きましたので、本日は此方の新Seriesが再登場。(笑)
画像多めでしが、各部位毎にご説明をしていきますのでね。
(長くなりそう・・・)
はい、どどっどどど~んっ!!!!!!!!
OR-1073A
French Work Trousers
COLOR : White
¥27,000+TAX (¥29,700 in TAX)
OR-1073B
French Work Trousers
COLOR : Indigo
¥31,800+TAX (¥34,980 in TAX)
はい、ORGUEILからの新Seriesである、「French Work Wear Series」(←勝手に命名)の、
生成りとIndigoの各Work Trousers達ですね。
1920年代頃のFrench Work Pantsの王道的ディティールが満載なのですが、
この頃のFrench Work Wearの素材は、French Linen (麻)が基本です。(Black Colorが有名)
ですが、此方のSeriesは敢えて、Cotton 100%にてお造りしました。
その方が、お洗濯とか扱い易くなりますからね。(笑)
では、各部ディティールをUPして、ご説明して参りますよ。
(画像はIndigo ColorのOR-1073Bを使用します。Whiteだと解り難くて・・・)
先ずはFrontから。
年代的にButton Flyであるのはお解り頂けると思いますが、それでも、スラックスの様な見た目ですね。(笑)
これは、Europeのこの時代、Work Wearと言えども、
衣服の文化はまだまだ、Taylor Madeが色濃く残っていたからですね。
「丈夫な生地で、仕立てて貰い、直しながら何十年と使う」、良い文化です。
但し、この時代であれば、勿論、Work WearのBrandも確立しております。
なので、所々にFactory(工場)製っぽい箇所もチラホラと見受けられますね。
(Belt帯からButton Flyにかけて、直線的にステッチが入っていたりする様な処ですよ)
上記を踏まえると解るかもしれませんが、Europeの衣服は年代を追っていくと、
Work Wear Brandのモノでも、Taylor Madeの要素がある(またはその逆も然り)となる訳ですね。
この内側を向いた、Front Pleatsなんかも、正にそんな感じですよね。
そして、かなり織り目が深い(大きい)Pleatsです。
本来のスラックスであれば、1本のPleatsでは無く、2本にする程の深さですが、これは、Work Pantsだからですね。
Tailor Madeにしろ、Brandのモノにしろ、1本で大きい方が、
開き易く動き易い、且つ、後の修理が2本のモノより容易にできる。
更には、こういった処で価格が安くできた訳です。
このPatch Coin PocketなんかもWork Pants然とした処です。
「ここに小さいPocketがあったらいいな」で生まれた箇所。
ただ、このPatch Coin Pocket、当時の作業上では若干の問題があったのですね。
だから、このPatch Pocketが後に、Belt帯の中にスレーキで付く様になる訳です。
(チノパンを見て頂けると解りますよ)
Hip周りは、以前も書いた様に、所謂、「方ポケ」です。
これが「両ポケ」となるのも、「あったらいいな」が理由ですね。
当時のWorker達の多くは、「作業中にPantsのPocketに入れるモノは必要最小限」でしたのでね。
(大体JacketのPocketを使っていました。だから昔のJacketはPocketがいっぱいあるんですよ)
アメリカなんかでは、1900年代中頃のJeansから「両ポケ」となりますが、
これは、移民で渡った人達の多くが、イギリス人やドイツ人だったから。(勿論フランス人もいますが・・・)
合理的に考えるお国柄があるので、「PantsにもPocketいっぱいあったらいいな」をより早く行っていた訳です。
(1880年頃~1910年頃のJeansを見ると、たった30年で大きく変わりますから)
ここも正に「Taylor Madeの要素がある」処。
斜めに入っているステッチです。
Pants下から上のBelt帯に行くに従い、Waistは絞られていくので、生地が余る。
かといって、Pleatsの様に開いてはいけない箇所なので、Cutして縫い合わせるのですが、
通常は、Hip PocketのButtonの上に直線で上方向へと縫うのが普通。(ここもチノパンを見て頂けると・・・)
そこにChinch Backを挟んで、縫製したりもしますね。
この斜めに入ったステッチは正に、Tailor Made・・・
古いスラックスに良く見る縫製です。(スゲェ・・・)
さて、上記の理由で、Chinch Backは完全に孤立した状態で縫製しております。
そして、Belt帯に入ったスリットとSuspenders Button、更にはその横に付いたBelt Loopが堪りません。(笑)
この腰回りや上記のHip周りは、私、ホントに大好きです。
因みに、Chinch Backで強い不可が掛かるのは、左側よりも右側のPartsなのですが(引っ張るから)、
ただ付けたのでは、縫製している生地にダメージが・・・
ですので、このSeriesのPantsは、内側に付いたPocketのスレーキがBelt帯迄来ていて、
Herringbone生地と一緒に縫製しております。
これで、3枚の生地を一緒に縫い合わせている事になるので、強度が上がっているのですよ。
(画像は撮り忘れちゃったので、店頭にてご説明します・・・)
では、他の全ての直営店のBLOGにて着用画像があがっていたので、私も。(爆笑)
先ずは、Indigo ColorのOR-1073Bから。(Size 34着用)
たまたまORGUEILのOR-4009 Giletを着ていますが、もう、とてもClassicな雰囲気満載ですね。
結構、太めのSilhouetteです。
横からだと、太さが更に解りますね。
かなり太さがあるStraight Silhouetteなので、足元でクシャッとならない丈迄Roll Upして、
足元を強調させましょう。(笑)
Hip周りも大きめなので、非常に動き易いです。
ここで生きてくるのが、先程の斜めのステッチによる、腰の絞りです。
こんなに大きなHipなのに、ずり落ちてきません。(笑)
では、OR-4190B French CoverallsでSet Upを。(笑)
ただ、このCoverallsは、当店分はもうSize 42しかないのです・・・
ですが、何だか私に丁度良さげですね。
このCoverallsは、こんな感じに、Size Upしても良いですよ。
では続いて、White ColorのOR-1073Aです。(此方もSize 34着用)
ちょっとラフに、Shirtを出してみました。(笑)
こんな感じにTopsに重めの色を持ってくると、全体が締まりますね。(爆笑)
そして、White Colorなのに、しっかりとWork Wear然としています。
折角なので、此方もOR-4190A French CoverallsとSet Upを。(笑)
両手をPocketに入れているので、スゴイ太いSilhouetteになってますが、
やはり、White ColorもSet Upで着ても、良いWorker感ですね。
スコップ持ってたら完璧でしたね。(爆笑)
如何でしたでしょうか???
やっぱり、詳しく書こうとすると、講義BLOGになってしまいますね。(汗)
ここまでお読み頂いた方は、本当にお疲れ様でした。(笑)
さて、先日にも書きましたが、
本日のBLOGで、お気になられた方は、、先ずはご一報を。
そして、何卒、店頭にある内にお願い致しますね。m(_ _)m
それでは、本日はここまで。
ご来店の際は、マスクや消毒をお忘れなく、ご用心してご来店下さいね。
それでは明日も、ステュディオ・ダ・ルチザン恵比寿店にてお待ちしておりますよ。
OR-4192
Workers Jacket
MATERIAL : Cow Hide
COLOR : Black , Brown
¥138,000+TAX (¥151,800 in TAX)
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