07/27 2023
今年の春・夏シーズンのメインシリーズの1つ、
「京黒紋付染シリーズ」から
ジーンズとデニムジャケットが入荷しております。
京黒紋付染の歴史は古く
平安時代まで遡ります。
もともと古くは僧侶の法服や、
武士が礼服として着用した事から始まり、
江戸時代になると深い黒を表現するために、
紅や藍で生地を下染めをしてから黒に染める
「紅下」、「藍下」という技法が取り入れられます。
この当時はびんろうじという植物染料によって
生地を黒く染め上げていました。
この手法で染められた黒紋付は
刀を通さないともいわれるほど強度が増し、
武士の間で黒紋付が愛用されるようになりました。
明治時代に入り、紋付羽織袴が
男性の第一礼装とされたことをきっかけに
黒染が一般にも広まったとされています。
深みのある色を出すために何度も下染めを繰り返し
色を重ねる必要があり、多くの手間が掛かる黒染は、
染め職人の技と長年の経験が生み出す
独自の勘をもとに
染料の温度を微妙に変化させながら、
数十回にもわたって生地を上下させて
染めを繰り返していきます。
京黒紋付染の技術は時代の流れと共に
染色職人の本物の黒への
飽くなき追求のもと発展を遂げていきます。
そして京黒紋付染は1979 年、
国の伝統的工芸品に指定されました。
京黒紋付染めが追い求める黒、
それは実質的な黒の色だけではない
日本人の気持ちを律する
精神の力の色といえるでしょう。
黒への飽くなき追求によって生まれた
京紋付黒染の【究極の黒】をお楽しみください。
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