05/31 2019
「アロハシャツ」その起源は20世紀前半、ハワイのオリジナルシャツとして誕生します。
戦時中だった当時、本土から離れたハワイは米軍の要衝として使用され多くの軍兵で賑わい、戦後は航空路の発達もあったことから多くの観光客達が降り立ちました。
本土から遠く離れた諸島で発祥したアロハシャツは、都心には無く物珍しさがあったため土産物としての需要が一気に増え、アメリカ本土でもハワイブームが起きるようになります。
そこから、ハワイのメーカーだけでなく他のメーカーもアロハシャツを作るようになり『アロハシャツ』というジャンルが確立していきました。
プリント技術が発展していくにつれアロハシャツの柄も徐々に派手さを増し、シャツ自体が一枚の画のように見える『ホリゾンタルパターン』が1950年代に誕生しました。
そのホリゾンタルパターンで画かれたアロハシャツの中にダイヤモンドヘッド柄が存在します。
今ではアロハシャツの黄金期を支えたヴィンテージシャツとして名を残すホリゾンタルパターンのアロハシャツです。
当時のヴィンテージアロハシャツ同様レーヨン素材を使用し、軽くて肌触りの良いストレスを感じさせない生地を厳選しアロハシャツに仕立てています。
生地面はレーヨン壁縮緬(かべちりめん)という凹凸が特徴的な生地を使い清涼感を演出し高級感を持たせています。
もとは和装用の布地として開発された素材です。
ボタンには主に高級ドレスシャツなどに取りつけられるシェルボタンを使用しています。
ホワイトのシェルボタンが一般的ですが、ダルチザンでは深みのあるブラウン色を使いボタンの主張を抑えています。
光の当たる角度によって美しく反射するのがポイントです。
ヴィテージアロハシャツで終わらせず、所々ダルチザンのブタを登場させ遊び心もしっかりと盛り込んだデザインです。
『豚もおだてりゃ木に登る』と言わんばかりにしっかりとヤシの木にしがみつくブタが描かれています。
40thレーヨンアロハシャツ【SP-035】
http://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/SP-035.html
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