09/07 2018
今から半世紀前に作られた豊田自動織機『G3』。
この日本最初期の力織機は交換パーツもなく、同型の廃棄機種から部品を取り外し、稼働機の故障部品に取り換え稼働させなければならないという
大変な労力とメンテナンスが必要で, しかも1 時間に5m ほどしか織れないという生産効率の低い織機です。
ダルチザンでは、伝説として語り継がれていた日本最初機の力織機『G3』を稼働させ、オリジナルでデニムを製作しました。
効率よく生産される現代の均一で綺麗なデニムでは表現出来ない自然な糸のムラ感やザラツキは、本来のワークウエアとしての役割だった当時のデニムそのものです。
一番の特徴でもある生地のザラツキは、経糸のテンションをダラんとさせた状態で織りあげる俗称『ダラシ織り』と呼ばれる織り方で、今の機械では織りたてる事が出来ない武骨さを、職人が手作業で表現しています。
力織機で織りあげているためセルヴィッチはもちろんついています。
ボタンにはブラックダール加工を施したオリジナルタックボタンを使用しています。
ブラックダール加工を行うことにより、徐々に色が剥げ落ち経年変化を楽しめるようになっております。
サイズ調整を可能とするサイドアジャスターボタンを両サイドに施し、約1インチ程の調整を可能としました。
生地は経糸・緯糸共に、最濃度のインディゴ染料を使用しているため、黒色に近い紺色となっております。
染色方法はロープ染色で行っているため、着込むごとに色が抜け落ちアタリがしっかりと表面に現れてきます。
G3スペシャルデニムジャケット【G-005】
31.104円(税込)
http://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/G-005.html
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